ARRL EMEコンテストでアクティビティが高まっていると思われる430MHz EMEに今年も挑戦してきました。設備は去年と同様、IC-9700(50W)+直下プリアンプ+25エレ八木(K1FO)x2。
運用場所は埼玉県熊谷市・利根川河川敷。
月が上がる前だったので仰角無しで430/FMメインを受信。長野市固定局のCQにお声がけししばし雑談。送受信は59/59だったので設備的には問題なさそう。
その後、Twitterでお呼びいただいた黒部市固定、石川県宝達志水町移動と430SSBでQSO。ここからは9エリア方面の飛びがかなり良いようです。
その後、20時過ぎて月が登ってくる時間になりましたが、曇って月が見えず。一瞬の雲の切間から確認した月は、ローテーターの指示と17度ほどずれている状態。移動地でのアンテナ方向の決定は難しいですね。
以下は受信できた局と信号強度。QSOできたのはDL7APVとHB9Qのみ。VK2CMPやUA3PTWは安定して見えていたので長時間コールするも結局届かず。
7M2PDT -23dB
DL2HWA -27dB
DL7APV -09dB/-18dB(QSO)
HB9Q -09dB/-21dB(QSO)
KN0WS -23dB
N1AV -25dB
UA3PTW -12dB
VK2CMP -17dB
W7MEM -17dB
以下はHB9QとのQSO時のキャプチャ。信号が強力に見えていました。
当日は電離層でのファラデー回転の影響か、偏波面が合っていなかった様でコンディションはいまいちだったようです。
また、信号がウォーターフォール上で見えていても、IC-9700の周波数ドリフトの影響かデコードに失敗する回もしばしば。何らかしらの対策が必要です。
日の出後、曇り空で月の位置が確認できなかったことと、一通り呼び通して応答がなかったので07JST頃に撤収しました。
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