どこまで飛ぶ?モービルホイップ@145MHz(2m)でEスポ(2021年6月末)

アマチュア無線

滅多に無い? 2mでのEスポ伝搬

2021年6月末、145MHz(2m)帯でEスポにより近隣諸国がオープンしました。

2mでのEスポ伝搬は滅多に発生しないと言われており、開局以来経験したことが無かったのですが、ローカル局からTwitterで2mでのEスポオープンの情報を頼りにQRVしてみると、予想以上に2mでのEスポ反射によるQSOに成功しましたのでご紹介させていただきます。

肝心のアンテナ

大きなアンテナを設置できる環境ではないので、なんとか固定の屋根(平家)を越えただけのモービルホイップ(Diamond NR-760H)を設置しました。高さは約6m位でしょうか。なお、周囲は二階建ての一戸建てが建っている住宅地です。これでは近所の二階建ての屋根よりは低いと思われます。
なお、同軸ケーブルは5D-FBを約15mほど。

アンテナは理想的な「タワーに八木」の様な設備ではなく、2m(144MHz)帯では最小構成の設備だと思います。リグはIC-9700、出力は約50Wです。

144MHz/Es/FT8での更新成果(地上波と思われるQSOを除く)

2021年6月27日[日]

  • RN0JJ 13:29U -14dB/-11dB ※73の受信を未確認
    73を確認できていないためQSOの成立は不明ですが、144MHz(2m)での初Es伝搬の記録として残しておきます。
    他のQSOも同様ですが、2m帯のEsは非常にQSBが激しく、FT8では次のターンになると十数dBも信号が落ちてしまい、結果QSOできないこともしばしばありました。

2021年6月28日[月]

  • JA6XBH 13:21J -04dB/-15dB QTH:北九州市若松区
    北九州市若松区は今回の144MHz/2mでのEs伝搬で最短距離だと思われます。約749km
  • BA4SI 04:32U -14dB/-23dB
    この局は非常に強く、6月29日にも長い時間にわたって受信出来ていました。
  • JS6XNX 16:66J -05dB/-20dB 沖縄県うるま市

2021年6月29日[火]

まさかの3日間連続で144MHz/2mでのEスポ伝搬でした。中国局と多数QSO出来ました。

  • BD4SBN 02:11U -04dB/-11dB
  • BH4SCF 02:33U +04dB/-01dB
  • BD4RCC 02:41U -12dB/-13dB
  • BD4ITM 04:11U -18dB/-18dB
  • BD4IEE 04:25U -18dB/-18DB

2021年6月30日[水]

EsでのQSOなし。散発的に中国、ロシア局の受信のみ。

夏至の頃は弱小設備でもFT8で144MHz(2m)のEスポ伝搬を楽しめる

結果としては、まさかの3日連続で144MHz(2m)でEスポ伝搬を楽しむことが出来ました。
FT8によるデジタル通信、微弱な信号でもQSOが可能になった事の恩恵かと思います。

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