430MHz FMでどこまで飛ぶか?
2010年5月29日〜30日にかけて、430MHz-FM伝搬実験に参加しました。
当方の運用地は埼玉県熊谷市・利根川河川敷。定番の場所です。
設営前〜設営〜予行演習
なぜか友人の車のシート交換作業を手伝った後、スーパーで食料の買出し。そのまま利根川河川敷に移動しアンテナ設営を行いました。
アンテナは今シーズンより利用を開始した25エレのスタック。遠距離との交信実績が少ないので、性能が心配だが大丈夫だろうか。
天気予報によれば29日の夜から雨の予想。既に小雨模様だったため、慣れない防水作業に苦戦。しかし降水時の設営経験を獲得。
実験開始前、SSBモードで北海道二海郡移動の伝搬実験参加局を発見。浮いたタイミングで55-59にて無事QSO成立。これならFMでも交信できそう。
アンテナを西方向に向けると、SSBにて香川県観音寺市/仲多度郡まんのう町移動局が強力に入感。59-55/59-59にて問題なく交信成立。
天気は悪いがコンディションは悪くなさそう。期待が持てます。
FM伝搬の実験前なのに、SSBモードばかりでの予行演習でした。
開始前点呼
茨城県鹿嶋市、栃木県小山市移動各局、埼玉県越谷市との事前点呼。
今回は北関東チームでの参加になります。
三重・岐阜各局
三重県鈴鹿市・津市・岐阜県大垣市各局とQSO。
山越え特有のQSBがありますが全く問題なし。特に鈴鹿市移動局は強力で、1エリアの電波をかき消す程。
東北・北海道各局
宮城県・山形県・福島県各局とQSO。59-59にて全く問題なし。
北海道二海郡移動局とはQSOできず、キャリアのみの確認で終わりました。
SSBモードでは交信できたのに、FMでは交信できず。初のFMによる8エリアは次回に持ち越し。残念。
鳥取各局
非常に深いQSBを伴いながらでしたが、鳥取県鳥取市・東伯郡琴浦町・倉吉市とQSO成立。
ピークでは59+40dBと非常に強力な各局ですが、谷間ではノイズレベル以下。浮いたタイミングを見計らってのQSOは非常にスリリング。
鳥取市移動局とは、当方が秋田県潟上市移動した際に繋がって以来でした。
山口・九州各局
ノーメリット。キャリアすら感じられず。次回に期待です。
新潟各局
お近くですし全く問題なし。
京都・大坂・滋賀各局(5月30日)
京都府宮津市移動局とはQSBの谷間にQSO成立。厳しい所です。
石川県輪島市移動
59-55にて問題なくQSO。
当方が高校生の頃、コンテスト中に430で繋いでいただいた事がある局長さんでした。
香川・岡山各局
香川県さぬき市とは51-51にてQSO成立。QSBがありますが比較的聞えていました。
岡山県瀬戸内市移動局はキャリアのみ。次回に期待です。
愛知県新城市各局
近くて厳しい愛知県新城市各局ですが、多少苦戦するもQSO成立。
静岡県田方郡函南町各局
いつもSSBにてお世話になっている局長さんが出張されてました。
問題なくQSO成立。
雑感・所感
移動地は何度もSSBモードにて運用している場所ですので、交信可能範囲はほぼ予想範囲でした。
山口県や九州を狙うには移動地を変えないと駄目そうです。
移動設備
アンテナ | K1FO 25エレ x2 約4mH |
リグ | ICOM IC-911D 50[W] |
その他 | 川越無線 直下プリアンプ |
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